もし突然、ぎっくり腰になってしまったら…。
全く動けない…。助けを呼びたいけど誰もいない…。仕事に行かないといけないのに…。
ぎっくり腰(急性腰痛症)になると激痛で、本当に身動きが取れなくなってしまいます。ただ、うずくまっていても何も始まりません。
どうすればいいのでしょうか？
ギックリ腰の応急的な対処法と治し方、ぎっくり腰や腰痛の予防法を大公開しちゃいます！
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ぎっくり腰を緩和する応急的な対処方法
急性腰痛症、いわゆる〝ぎっくり腰〟は予期せぬときになるもので、重い物を持っていなくてもなり得ます。
ぎっくり腰になると、体に力が入らずその場から一歩も動けない…。そんなことも珍しくなく、どう対処すればいいのか分からず困惑するものです。
症状があまりにも酷い人の中には、119番に電話する人もいるくらいです。そんなぎっくり腰を緩和するストレッチをご紹介します。
咳やクシャミでもギックリ腰の原因に
まずギックリ腰の症状や原因を簡単に説明していきたいと思います。
ぎっくり腰は数日から数週間で症状が治まることが多いのですが、何度も繰り返してしまう人も中にはいます。
腰痛はどんなケースで発生してしまうのでしょうか。
ぎっくり腰とは？
ぎっくり腰の症状は、突然腰が痛くなり身動きが取れず、全身に力が入らない状態になります。
病院を受診し、レントゲン検査やＭＲＩ検査をしても特に顕著な異常が認められない原因不明の腰痛です。
ぎっくり腰は何もしなくても回復していきますが、時間が経過しても痛みが酷く、足やつま先が痺れるような症状を伴う場合は椎間板ヘルニアなどの疑いも出てくるため、必ず病院を受診してくださいね。
ちなみに、腰痛などを専門に診てくれるのは「整形外科」になります。
腰痛を発生させる原因
ぎっくり腰の原因は明確には特定されていませんが、筋肉・腰椎の炎症や捻挫だと考えられています。
特に中高年や高齢者に多い腰痛の原因は、筋肉の衰えによるものだと言われ、日々の運動不足により腰痛が悪化してしまうケースも少なくありません。
また、腰痛は消化器などの内臓や皮膚の病気が原因で発症することもあり、重篤な病魔が知らないうちに潜んでいることもあります。腰痛が続くようであれば早めに医療機関を受診するようにしていきましょう。
咳、くしゃみをする時の注意点
腰をひねったり、無理な動作をしなくても、日常生活でもぎっくり腰に簡単になってしまいます。
例えば、咳やくしゃみでも簡単になります…これって怖いことですよね…。咳やくしゃみをする時には、膝や壁、床などに両手を付いてから行うようにしてください。
気が緩んでいる時になりやすいので身構えることが大切です。
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腰の痛みを軽減し直ぐに歩けるようになる丸秘ストレッチ
急性の腰痛は突然襲ってきます。その時あなたはどう対処しますか？
これを知っていれば、何とか一人で動くことが出来るようになりますよ(><)
【大腿四頭筋(だいたいしとうきん)ストレッチ】がギックリ腰には効果的です！
まずギックリ腰になった時に重要なのが直ぐに歩けるようになることです。少しでも身動きが取れるようになることで、病院にも足を運ぶことができます。
その為の簡単なストレッチが、ももの前側にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)のストレッチです。損傷した腰回りの筋肉も適度に動かしてくれ、腰痛緩和の即効性のある運動になります。
サッカー選手がよく試合前に行っているストレッチですよね。
立った状態で、片足のひざを曲げて、手で足を持ち、おしりにくっつけるようにし、少しだけ腰を反らせるようにしていきます。
大腿四頭筋を動かすメリット
人の体で一番大きな筋肉が大腿四頭筋で、この筋肉を動かすことで代謝も上がり、運動機能の向上が期待できます。
何よりこの運動の優れているところは、どんな状況でも行うことが出来る点です。器具を使わないと出来ない…。トレーニングウェアを着ないと出来ない…。スペースがないと出来ない…。そういう運動と比べても実用性に富んだ運動だと言えます。
また、足腰が弱ってくる高齢者にもこの大腿四頭筋を動かすストレッチはおすすめで、寝たきり防止の効果も期待できます。
ぎっくり腰の痛みには痛み止め薬
あくまで病院に駆け込むまでの対処療法にはなりますが、何とか動けるようになったら、痛み止めの薬を飲むようにしていきましょう。
ぎっくり腰になってしまうと、立っていても…、座っていても…、寝ていても…どんな時でも痛みを伴います。じっとしていても激痛が走るのです。
痛みが軽度の人もいると思いますが、軽い痛みでも耐えるより薬で緩和させることで精神的なストレスも軽減していきます。
一般的に出回っている、病院から処方されるロキソニンなどの鎮痛剤を飲むといいでしょう。もちろん、服用したことがない人は医師や薬剤師に相談してくださいね。
ぎっくり腰の治療、改善、緩和方法
突然のぎっくり腰の一時的な対処方法はお伝えしました。
ただ、一般的にはどんな治療方法で腰痛を治していくのでしょうか？詳しくご紹介していきますね。
腰痛は適切に治療を行わないと、長期化したり、何度も腰痛をぶり返してしまう恐れがあります。応急処置後は、適切に対処していきましょう。
炎症が酷い３日間は絶対安静
腰痛を発症したらまずは安静にすることが最も大切です。
筋肉の損傷などで炎症を起こしているため、無理に動かすと症状が更に悪化してしまいます。特に症状を発症してから３日間は例え動くことが出来るとしても、無理に動かさず絶対安静を心掛けてください。
この最初の数日間で、腰痛が長期化するかどうかが決まると言ってもいいくらい重要な期間となります。
腰痛には湿布薬と電気治療
症状が重い場合、多くの人が病院に診てもらうことになりますが、医療機関での初期治療は、「湿布薬」と「鎮痛薬」での治療になります。
湿布薬は人によっては数日間連続で使用するとかぶれて痒みが出てくることがあるので、肌が敏感な人は長時間の使用は控えるようにしてください。湿布薬は貼ってから５～６時間で肌に薬剤が浸透し、それ以降は徐々に効果が薄れていくので、寝ている時だけ付けて活動する日中は貼らないのも一つの使い方です。
また、電気治療は低周波によって患部を適度にマッサージしてくれ、リラックス効果も感じることが出来ます。腰痛に効果覿面かどうかは個人差があります。自分には合うと思えば電気治療は積極的に受けるべきです。
コルセットやサポーターは必要なのか？
腰痛を発症しても学校や仕事を休めない人が大半だと思います。
そんな人には腰に巻くコルセットやサポーターを利用すると、随分と腰痛が軽減されます。コルセットは市販のものから、病院で処方されるものまで様々あります。健康保険証を持っているのであれば病院で専用のコルセットをもらう方がお得です。
腰痛が日々の生活に支障を来している人は、コルセットを使ってみるのもいいでしょう。
痛みが治まってきたら動ける範囲で動くこと
欧米での急性腰痛の研究では、２日間だけ安静にした患者と、１０日以上安静にした患者比較すると、前者の回復が早いという結果が出ています。
腰痛を発症したら数時間は安静にし、それ以降は動ける範囲で活動するほうが治りも早いということです。
痛みがあるからと言って、運動を制限してしまうと、正常な他の体も鈍ってしまい、結果的に腰痛を悪化させたり長期化させてしまうのです。これは意外に盲点です。
病院でしっかりと診てもらい、重篤な腰痛じゃない場合、少しくらい痛くても活動する方が返って腰痛が改善できるということです。
ぎっくり腰が長引いてメンタル崩壊
酷い腰痛の辛さは、なったことがある人にしか分かりません。ぎっくり腰などの腰痛を患うと…仕事からプライベートまで、何も手に付かなくなってしまいます。
ここでは腰痛の人が陥りやすいメンタル面を考えていくことにします。
決して腰痛で悩んでいるのはあなただけではありません。まずは腰を治すことに専念することが、マイナス思考への唯一の突破口です。
普通の生活が出来ない自分が情けない
ぎっくり腰などになると、普段普通に出来ることが全く出来なくなり、とても落ち込んでいきます。
「歩く」「走る」「座る」「物を抱える」「笑う」。何気に普通にやっていることが出来ない苦しさは、腰痛経験者にしか理解できないことです。
当たり前のことが出来なくなると、どんどん自分に自信を失っていきます。何をしてもやる気が起きなくなっていきます。
腰痛くらいで落ち込むことはないと周囲は言いますが、なかなか腰痛の呪縛から抜け出せない人もいるのです。
腰痛で仕事を休むことへの不安
人にとって腰は身体の中心部に位置し、運動能力を司る重要な部位です。
その腰を痛めてしまうと全身に力が入らず、酷い場合は入院しなければいけません。たかが腰痛では済まされず、仕事にも多大な悪影響を及ぼしていきます。
腰痛になり最初の頃は職場も配属転換や軽めの仕事をするよう指示されますが、社会というのはそう甘いものではないのです。腰痛が長引けば長引くほど、周囲の視線が厳しくなってきます。
「このままでは仕事を辞めるしかないかも…」そんなことまで考えてしまい、従来の仕事のパフォーマンスを発揮できずに実際に離職する人もいます。
仕事を辞めることを考えると、金銭面に不安を感じ、職を失うことへの恐怖心から鬱病を発症する人もいるくらいです。決して侮ってはいけないのが腰痛なのです。
腰痛が長期化する原因はストレスにある
腰痛の原因は、骨や筋肉の損傷だけではなく〝ストレス〟も大きく関わっています。
腰痛が長引く人の半数以上は、うつ状態になっていて、ストレスを解消しない限り腰痛が改善されないという悪循環に陥いることもあります。
- 職場のストレス
- 家庭のストレス
- 将来への不安
様々なストレス要因が腰痛を悪化させ、長期化させていきます。
ストレス性の腰痛には、抗うつ薬やカウンセリングなど色んな視点から治療する必要があるため、従来の整形外科的治療では根本的な治療は難しいと言えます。
普段からストレスを細目に発散することも、腰痛改善には不可欠なことです。
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腰痛予防には筋トレが効果的
ぎっくり腰を含めた腰痛は中高年や高齢者ほどなりやすく、その原因は筋力の低下にあります。
若いうちは代謝もよく、筋力もあるため、腰回りを支える筋肉が衰えることはありません。しかし、歳を重ねるほど筋肉量も低下し腰痛になりやすくなります。
どのようなトレーニングが効果的なのでしょうか。
腰痛は腹筋、背筋を鍛えることで改善
腰回りには腹筋や背筋といった筋肉が密集し腰を支えています。
ではその筋肉が衰えたらどうなると思いますか？当然、腰への負担が大きくなり、腰痛を発症させるリスクは増えます。
普段から生活に運動を取り入れている人ならまだいいのですが、運動をする習慣がない人は年齢とともに筋力が見る見るうちに低下していきます。
「まだまだ若いから大丈夫！」なんて考えずに、若いうちから運動習慣を付け、腰痛予防に努めることが大切です。
下半身を鍛えるには腹筋運動が効果的
腰痛対策には腹筋運動が効果的です。
その理由は、腹筋や背筋を鍛えることで、筋肉量が増加し代謝が上がるためです。腰痛になりにくい身体づくりが大切なのです。
加齢と共に、どうしても筋肉量は減少していきますが、トレーニングをすればするほど筋肉はそれに応えてくれます。
「腹筋運動はキツイからやりたくない…」と思っている人は、少しづつでも無理のないトレーニングを取り入れていくといいでしょう。
例えば、アクティブスレンダー や ゆらころん などの腹筋運動をアシストしてくれるアイテムを使えば、苦痛を伴わずに楽しんで鍛えることができます。
腰痛になって後悔しないためにも、普段から運動を取り入れ、腰痛になりにくい、腰痛になっても直ぐに回復できる身体づくりが心掛けていきましょう。
腰痛のまとめ
ぎっくり腰などの腰痛は非常にたちが悪く、長期化しやすく、それを防ぐにはトレーニングが不可欠です。
腰痛に効果的な運動は腹筋運動で、年齢を重ねた人でもやればやるほど筋肉量は増え、腰痛になりにくい身体になることは可能です。
ただ、普段から運動の習慣のない人は腹筋運動をするハードルは高く、多くの人は途中で挫折してしまいます…。
そんな人は、腹筋運動を楽にしてくれるトレーニングマシンを使えば、楽にトレーニングができ、何よりトレーニング自体が楽しくなります。楽しいと思えるものは長く続けられます。まずは運動習慣をつけることが大切ですよ(^^)
腰痛になって後悔する前に、日頃から少しづつ身体を動かすようにしていってくださいね！
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